選挙区の対決構図もハッキリ

今日は、日野郡方面で街頭演説に取り組み、夜は伯耆町で後援会員・支持者のみなさんとの「集い」に参加しました。

昨日の解散と、希望の党への民進党の合流という事態を受け、マスコミからもいろいろ聞かれたり、支持者のみなさんからも様々なご意見をいただきます。

まず、希望の党をどう見るか。
集まったメンバーを見ても、やろうとしている政治の中身(安保法制容認と憲法改定)を見ても、「第2自民党」と言わなければなりません。
「安倍政権を倒さなきゃいけないから」と、希望の党に期待する声もありますが、たとえ政権交代しても、出来上がるのは「第2安倍政権」でしかないと思います。

そもそも、市民と野党が共闘してきたのは、安保法制廃止、立憲主義を取り戻すために、「安倍政権を倒さなければならない」という一致点があったからです。

この点に照らして、民進党の希望の党への合流は、市民と野党の共闘を裏切る行為と言わざるをえません。

したがって、日本共産党は、「民進党の候補者が『希望の党』から公認を受けた場合は、受けた場合は、安保法制を廃止し、憲法9条を守る民意を託す選択肢を示すため、原則として共産党の候補者を擁立する」ことを表明しました。

さて、そこでここ鳥取2区ですが、今日の夕方、民進党鳥取県連の代表が記者会見し、予定候補の湯原俊二氏は希望の党に公認申請を行うことを発表しました。
そのことについて、湯原氏や民進党県連を批判する気はありません。前原代表がレールを敷いたのですから。

いずれにせよ、これで選挙区の対決構図もハッキリしました。

安保法制を容認し改憲を競い合う第1自民・第2自民か。
安倍暴走政治と正面から対決し、安保法制廃止・立憲主義回復の原点に立って市民と野党の共闘を発展させる共産党か。

この選択を打ち出して、全力でたたかいます。