安倍政権による憲法9条改定を許しません

日本共産党は、安倍政権による憲法9条の改定を許しません。

 

日本共産党は、綱領で、「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす」ことを明確にしています。

 

同時に、この間の野党共闘で、将来的には改憲を主張する政党や個人のみなさんとも、安倍政権による憲法改定を許さないことを確認し、共闘してきました。

それは、安倍政権による改憲案が、あまりにもひどいからです。

 

2016年参院選で争点になった自民党の憲法改正草案は、「憲法によって権力を縛る」という立憲主義を否定し、「憲法によって国民を縛る」ものに大変質させてしまうものでした。

これに対して、参院選にむけた4野党(民進・共産・社民・生活)の共通政策では、「安倍政権のもとでの憲法改悪に反対」することを確認しました。

日本共産党の参議院政策でも、「安倍政権による憲法改悪を許しません」と明記していました。

 

今回の総選挙で争点になっているのは、安倍首相が5月3日に表明した、2020年までに「憲法9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」という案であり、憲法違反の安保法制を合憲にするのが狙いです。

これに対しても、市民連合の7項目の要望の中に「これまで憲法違反を重ねてきた安倍政権がさらに進めようとしている憲法改正とりわけ第9条改正への反対」があり、3野党(共産、立憲民主、社民)が共通政策として確認しています。

もちろん、日本共産党の総選挙政策にも「安倍政権による憲法9条改定に反対します」と明記しています。

 

「安倍政権による憲法改定を許さない」という一致点で、憲法に対する立場の違う方とも、大いに共闘していきたいと思います。